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個人塾の塾長

塾長との信頼関係は、正に塾とのコミュニケーションのあり方を決定付けます。信頼関係とは、塾長の人柄、理念、指導力が影響して生じるものです。保護者はそこまで見抜いた上で、塾を選択する必要があります。参考になる例を挙げましょう。ある家庭では、子どもの通う塾の方針、対応を問い質すべく、塾長を自宅に招きました。その際、塾長に一般的な礼節が欠けていることに気付き、転塾させることを決心したそうです。  ところで塾という存在は、どのような歴史の上に築き上げられているのでしょうか。現代の核家族を見てみると、教育に熱心である家庭では、子どもを塾に通わせるのが常識となっています。そこまで身近な存在となっている塾ですが、その起源を詳しく知っている人は少ないのではないでしょうか。当初の塾と現代のそれとでは、質が全く異なるものであったのは間違いありません。それほど昔に遡らなくても、祖父母の世代にあった塾と比較するだけでも、その変貌は明らかです。塾は時勢と大きく関係しており、今の塾のあり方は、現代社会を映し出しているのです。  実は学習塾に相当する機関は、日本に限っても平安時代から認めることが出来ます。広く普及したのは江戸時代だと言われていますが、今とは趣の異なるものでした。明治時代に入っても、現在の平和主義、民主主義に基づいた内容ではなく、富国強兵を繰り返し唱えるような授業内容でした。その意味では、戦後に塾の講義の中身は大きく変わったのです。戦後には、塾のブームのようなものが起こりました。1回目は、60年代に発生しました。60年代はいわゆる第一次ベビーブームの世代が生徒に当たる時期で、塾を利用しようとする家庭が急増したのです。とはいえ、今のような先進的なシステムに支えられた塾は少なく、あくまでも学校の授業の補習が眼目でした。

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